令和6年度 能楽発表会
当校は「佐渡の歴史と文化に誇りを持ち、豊かな知性と人間性を身に付け、世界的視野で活躍できる人の育成」を教育目標としています。6年間の学びの中に、佐渡に息づく歴史と文化に触れる機会を設定しています。中でもスクールカルチャーとして位置づける能楽は、その代表的なものです。単なる演劇ではなく、深い哲学や思想が込められた芸術であることから、能楽の学習及び発表会への取組が、ふるさとへの愛着を育むきっかけとなることはもちろん、豊かな感受性や表現力を養い、知性と人間性を高めてくれる機会となることを願っています。
【生徒の感想】
「能では、音程などが1つ1つ違うので、よく耳を澄まして聞くと、言いたいことがわかりました(少しだけ)。」
「能は日本のすごく貴重な素敵な伝統芸能だと思いました。」
(1年生)
「能楽の授業の時間がすごく楽しみになり、昨年よりも更に能が好きになりました。」
「来年はうたう量も時間も格段に増えると思いますが、今以上に声を出せるよう頑張りたい。」
(2年生)
「今回は、最長の時間正座する能でした。はじめはこの長さを覚えて歌えるか正直不安でした。」
「本番では練習のときよりもはるかに出だしのところを大きな声で歌えたと思ったし、一人が途中で間違えても、全員で助けあって、なんとか発表会を終えることができました。」
(3年生)